★★★★☆ 成功はどこからやってくるのか?~「成功法則」の取扱説明書~
2004年 12月 11日
◆成功はどこからやってくるのか? ~「成功法則」の取扱説明書~
[ http://tinyurl.com/7xjnt ]
著 者 岡本 吏郎
出版社 フォレスト出版
価 格 1,470円(税込)
ISBN 4894511819
著者 岡本吏郎さんの言葉
短期的な成功なら誰でもできます。でも、本当の成功(長期的な成功)は難しい。
この本は、短期的な成功を望む人には必要のない本です。
あなたが長期的な成功を望むなら読んでみてください。
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◆「成功というキーワードの入った本は、ちょっとね」って思いつつも、Amazonの書評や多くのメルマガで取り上げられているので、読んでみました。
正直に話しをすると、読んでる最中、「もう読むのやめよう!」って何度も思っちゃいました。
その理由?
理解しづらかったから・・・。(^^ゞ
例えばね、「成功の法則はあるけれど、実はないのだ(p63)」というような書き方であったり、「成功者は、好き嫌いの次元で仕事をしているわけではありません」といいながら、「好きなこととはなんでしょうか。まずはこれをよく考えなければなりません」と展開したり、といった具合にね。
◆あれ、おすすめじゃないの?って方、いえいえ、お薦めですよ!(^_-)-☆
この本ほど、読んでいる最中と読み終えてからの印象が違う本も珍しいなっていうのが正直な感想です(実は、読み終えた今も、著者の主張を100%理解できてはいないと感じてます)。
Amazonの書評を読むと、好き派と嫌い派って感じの両極端に評価が分かれているので、ある程度予想はできましたが、読み手を選ぶんでしょうね。
◆さて、ボクが気になった著者の主張は、Side-Bの3/4/5にある次の言葉です。
- 「どんな時代でもマイノリティーが時代の中で良い思いができるのです(Side-Bの3)」
- 「この資本主義社会の世界で残されているものは二つだけです。「みんながやらないこと」「みんなが知らないこと」ここに大きなリターンがあります。(Side-Bの4)
- 私たちに必要なのは、どうも「実現」ではなさそうです。「実現」ではなく「可能性」。こちらの方が優先するようです。(Side-Bの5)
それは、マイノリティーのたくらみ(操作的なもの)でしかないようだ(その方法論として価値がないかというと、そうでもないらしいが・・・)。
とすると、ボクたちがすべきことはなにか?
それは、
多くの「可能性」を作ることなのかもしれません。
by なるたろう
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by narutaro
| 2004-12-11 01:26
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