★★★★★ コミュニケーションはキャッチボール
2004年 12月 20日
◆コミュニケーションはキャッチボール
[ http://tinyurl.com/568sf ]
著 者 伊藤 守
出版社 ディスカヴァートゥエンティワン
価 格 1,155円(税込)
ISBN 4887593473
◆コミュニケーションは手段ではなく、それそものが目的である。
ご紹介するのは、ご存知、日本にコーチングを紹介した草分け的存在、伊藤守さんの著作です。伊藤守さんは、株式会社コーチ・エイや株式会社コーチ・トゥエンティワンの代表を務める傍ら、コミュニケーションに関する著作活動もこなすスーパーマン的存在。
著作の多くは、ちょっと力の抜けたエッセイっぽい、感覚的なものが多いという印象があります。伊藤さんのBlog[http://www.itoh.com/]
◆今回ご紹介する「コミュニケーションはキャッチボール」ですが、このPhraseを通して受ける印象通りの内容となっています。
--- コミュニケーションはキャッチボール ---
[ http://tinyurl.com/568sf ]
「あるよ」って方は、ちょっと思い出しながら、「ないなぁ」って方は、もしキャッチボールをするときがあったらって感じで、ちょっと想像してみてください。
◆キャッチボールをするとき、いちばん最初にすることは何ですか?相手との「位置」関係はどうしますか?その「距離」は?うまくキャッチボールを続けるにはどうすればいいですか?キャッチボールの初心者相手に上達をさせるためにはどうすればいいと思いますか?
たくさん、質問してしまいましたが、このキャッチボールという行為を【目に見えないコミュニケーションを視覚化したもの】と置き換えて考えてみると、いろいろなことが見えてくるのではないでしょうか?
◆本書は、キャッチボールという行為を例にしながら、コミュニケーションに対する私たちの疑問をまるはだかにし、その課題に対する解決策を一緒に考えさせてくれる良書に仕上がっています。
ちょっとご紹介しますね。
ってな感じです。
いったんキャッチボールでイメージしたあとに、キャッチボールをコミュニケーションと置き換えてみると、コミュニケーションに対して、理解しやすくなったのではないですか?
◆この本を読みながら、いろいろなことを考えさせられました。
言葉そのものよりも、そこにキャッチボールがあることが大切なのではないか。実は、コミュニケーションという行為そのものが、すでに、お互いになんらかの影響を与えているのではないかと考え始めたのです。
こんなことを言われたら、「最近、子どもとキャッチボールしてないなぁ」って思わず反省モードになってしまったりね。(^^ゞむずかしく考えがちなコミュニケーションに関することを、やさしく、それでいて深ーく、考えさせてくれる本書は、最高のコーチかもしれません。
by なるたろう
--- コミュニケーションはキャッチボール ---
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by narutaro
| 2004-12-20 01:04
| Book Review